在来工法か2×4工法か
在来工法と2×4工法の違いを紹介します。
工法にもこだわりを
新しく注文住宅を建てようという方の多くが、工法についてはこだわりを持っていません。まずは工法を選んで、その工法が得意なハウスメーカーや工務店を選んでいくのが正しい方法です。しかし、一番先に坪単価で選び、モデルハウスのデザイン、仕様やネームバリューだけで施工するハウスメーカーや工務店を選んでしまっているのが現状です。そうすると工法もメーカーや工務店のほうで決められてしまいます。
木造軸組工法(在来工法)
土台・柱・梁と筋交いなどで構成されて、全ての工法の中で最も間取りのレイアウトが自由になります。基本的には筋交いで耐震強度を上げますが、最近では壁面に合板を貼り、2×4並の耐震強度を持たせた工法もあります。職人の腕によって注文住宅の出来が違ってくるという面もありますが、最近では、部材の刻みも工場でコンピュータ制御された機械で加工されています。この作業をプレカットと呼びますが、職人の腕が問われる要素が少なくなってきていると言うことができます。また、使用する建材を自由に選べるというメリットがあります。
2×4工法
2インチ×4インチの部材と構造用合板を使って、6つの壁面で耐震性を確保する工法です。使われる建材の種類もある程度制約があり、加工しやすいスプスルという木材が使われることが多く、とても柔らかい木材ですので、耐久性に問題が残ります。また、壁面で建物を支えるので、窓などの開口部を取ることに制約が出てきます。一般的に工期が短く、低コストで注文住宅を建てることができます。2×4工法はマニュアルがあり、釘の打ち方や部材の加工方法など規格で細かく決められているので品質にムラがありません。職人の腕はそれほど高いものは要求されません。