注文住宅を建てるということ

 外断熱は良いものなのか

外断熱のメリット・デメリットについて紹介します。

外断熱とは

最近の注文住宅の工法のひとつに、外断熱工法というものがあります。従来の在来工法では、柱と柱の間に断熱材を詰めて断熱をしていました。この方法を内断熱工法と呼んでいます。外断熱工法では、柱の外側から断熱材ですっぽりと建物を覆ってしまいます。基礎から屋根裏まで、発泡スチロールのような板状の断熱材で建物を丸ごと断熱します。これにより、外気との温度差による内部結露を防止することができ、外気による室内の急激な温度変化を抑える効果もあります。外断熱を有効に活かすためには、建物の機密性高める必要があります。

換気装置が不可欠

高気密がデメリットとして問題になってきます。室内で使われる建材を健康志向の天然素材にして、化学物質が出ないようにしても、空気は流れなければ汚れてきます。極端に言えば、人が呼吸するだけでも空気は汚れます。人が外から持ち込む花粉やウィルス、化学物質も排気されていなければ室内にこもってしまいます。きれいな空気を保つためにも換気が必要になってきますが、真夏や真冬では、窓を開放して空気を入れ替えるのは実際には不可能です。そこで必要になってくるのが機械式の24時間換気装置です。シックハウス対策としての法改正により、現在では全ての新築住宅に設置が義務付けられました。

全てに万能な工法はありません

24時間換気システムの種類もいろいろなものがありますが、法改正の結果、換気の回数によって内装材の選択も規制されますので、要注意です。きちんと計画された換気システムを導入しないと、外断熱工法本来の性能は発揮されません。そればかりか、空気の汚れにより健康に悪影響を及ぼします。また、どのような工法にもメリット、デメリットがあり、全てに万能な工法というものは存在しません。そのことを忘れずにデメリットと上手く付き合っていきましょう。

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